コンテンツ保護(Security Platform)設定
有料コンテンツなど限定公開でサービスを提供している場合、コンテンツ保護は重要な考慮事項となります。
Kollus OVPはコンテンツ保護のため専用のSecurity Playerを提供しています。(Kollus Player: Windows, Mac, IOS, Android及びSDK)
セキュリティ機能を適用するためには事前設定が必要なため、ご利用の場合には担当まお問い合わせください。
Kollus VODは組み合わせによって最大5段階のセキュリティプロセスを適用することができます。各プロセスのセキュリティ機能を説明します。
- メディア認証 Media Token (one-time URL): メディアのユニーク情報を検知して認証されてない再生リクエストを遮断します。機能の適用はAPI文書を参考にしてください。
- DRM(Digital Right Management): アップロードしたファイルをトランスコーディングする際に暗号化します。指定されたSecurity Playerと認証を行わないと再生ができません。なお、ダウンロードコンテンツの場合に再生回数・有効期限の設定が可能です。
- 重複再生遮断: 許可したユニークIDのみで再生したり、許可したデバイスのみで再生可能に設定することができます。遮断履歴を提供しており、違法利用をトライしている傾向を追跡することも可能です。遮断ポリシーは以下の通りになります。
- 適用なし
- 同時に一つのデバイスのみ再生可能
- 事前に登録されたデバイスのみ再生可能 (登録するデバイスは複数指定可能)
- 事前に登録されたデバイスの中で単一デバイスのみで再生可能 (登録するデバイスは複数指定可能)
- 遮断ポリシーと遮断履歴管理ページ
- キャプチャーソフト遮断 (録画ツール含み): 専用のSecurity Playerでコンテンツを再生すると録画・キャプチャソフトをリアルタイムで検知して再生を中止します。
録画パターンを検知して録画されたファイルをブラインド処理し、別途の管理ページにログを転送することも可能です。キャプチャー遮断ポリシーは以下の通りになります。- 再生中止・警告処理をしない
- 再生中止・警告処理をする
- 再生中止・警告処理をして該当視聴者のコンテンツアクセスを遮断
- パターン方式適用 (オプション)
- 再生中止・正鵠処理をしてパターン方式を適用
- iOS, Mac, PC Netscape Plug-in Player (Chrome, Firefox), PC ActiveX Plug-in Player (IE) 別の遮断リストを確認することができます。
Player listはKollus OVPから提供しているPlayerの種類を意味します。 - ユーザーID, キャプチャーソフト名, キャプチャーの対象になったコンテンツ (MEDIAコンテンツ)別の検索・表示ができます。
- ユーザーID(顧客社のEnd customer ID)別で遮断による制限ポリシーを設定することができます。
- Audio watermarking: Kollus VODは統制不可能な方法(カメラによる撮影など)でコンテンツが流出された場合に流出元が識別できる音声信号を挿入しています。
挿入されている音声信号からPlayer ID, ユーザーIDを識別することが可能です。流出元の追跡が可能であることをサービス提供の時公開することで流出を抑制する効果も期待できます。
※オプション提供のためご利用は担当までお問い合わせください。 DRMの詳細内容はDeveloperページを参考にしてください。
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